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学生ローンで気をつけたい!金利の計算と返済方法

お金が必要22

友人同士での旅行や自動車免許の取得など、学生のうちでもまとまったお金が必要になる場面はたびたび訪れます。そんなとき、すぐにお金を借りられる学生ローンはとても便利な存在です。ただし、当然ながらお金を借りたら返さなくてはいけないので、学生ローンを利用するときは返済のことまで計画的に考えておきたいところ。

学生ローンの利用で気をつけたいポイントをまとめました。


学生ローンって?

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学生ローンに限らず、人にお金を貸すことを仕事としている業者は数多く存在します。貸金業者は借金の返済時の利息によって利益を得ているので、利用者にお金を貸す場合には借金を返済できる見込みがあるかどうかを審査で確かめなければなりません。

一般的な消費者金融では、学生は収入が安定しないため、多くの場合この審査に通りません。学生ローンは学生を対象にした金融機関なので、もちろん審査は存在しますが、収入が低くて消費者金融の審査に通らないような学生も利用することが可能です。

バイト代だけでは生活が苦しい場合や、友人と遊びに出かけたい場合など、親に頼りづらい場面で現金を手に入れられるのが学生ローンの魅力です。


学生ローンの仕組みと返済方法

多くの学生ローンでは、借りられる金額の上限を50万円、もしくは「年収の3分の1」と定めています。たとえば、アルバイトの収入が1ヶ月あたり5万円で年間60万円の場合、借りられる金額の上限は20万円となります。

ほとんどの業者で収入は自己申告制なので、自分の収入を水増しして申告してしまえば本来の上限以上のお金を借りられますが、この方法はあまり推奨しません。自力で返せないほどのお金を借りてしまったら、一時的には助かりますが後で必ず自分を苦しめるからです。

学生ローンの返済方法は、基本的に銀行振り込みとなります。一般的な消費者金融と同じように金利が発生し、利息まで含めた返済が必要です。業者によってシステムは違いますが、分割での返済が可能なので、余裕のあるときに多めに返済し、生活が苦しいときは利息の分だけを返済するという方法も不可能ではありません。

ただし、返済は計画的に行わないと、利息が膨らんで苦しい思いをすることになります。

金利ってどうやって計算するの?

学生ローンの利用で最も注意を要するのが、利息の存在です。利息は、借金を返済する際に元々の借金(元金)に加えて支払い義務の発生するお金のことで、利息の割合を示す数値を「金利」といいます。普段から金融関係の話題を聞いていないと、金利という概念は理解しにくいかもしれません。

具体例を挙げると、10万円を年利(1年あたりの金利)18%で借りた場合、1年後には10万円の18%である1万8000円が利息として借金に加わります。

また、仮に1ヶ月後にこの1万円を返済する場合、発生する利息は1万8000円の12分の1で、1500円となります。

10万円の借金に対して1ヶ月で1500円の利息が発生すると聞くと、たいした問題ではないように感じるかもしれません。

しかし、この例はあくまで一括返済の場合です。

10万円もの借金をする場合には、収入のあてがあるわけではなく翌月も小額しか返済にまわせないというパターンがほとんどです。仮に1ヵ月後に自分の貯金から1万円だけを返済する場合、返済した時点での借金の残高は9万1500円となります。

さらに1ヶ月後には、この9万1500に対してさらに利息が発生するわけですから、一括払いのときには生じなかった利息が2ヶ月目からは常に生まれ続けていることがわかります。実際にこの例でシミュレーションしてみると、10万円を一括で返す場合と月1万円ずつ返す場合では、返済の総額が8000円ほど変わってきます。

返済方法によって、大きな損をしてしまう場合があることが理解できるでしょう。これは、1ヶ月に1万円ずつ返済している場合の比較なので、実際にはもっと支払いが厳しく、月に数千円ずつしか払えないかもしれません。

そういった場合、完済はできないまま利息だけが膨れ上がり、利息を返すためだけにアルバイト代が消える、といった事態も起こりえるのです。

学生ローンの失敗談

実際に学生ローンの返済で失敗を経験した人のエピソードを見てみましょう。当時大学3年生だったAさんは、親に仕送りをもらいながら一人暮らしをしていました。友人と海外旅行へ行くことになり、旅費として10万円が必要でしたが、親は毎月の仕送りで手一杯だったため頼ることができず、アルバイトで作った貯金を崩しても足りないので、意を決して学生ローンを利用することにしたそうです。

余裕のあるときだけ多めに返済ができるので、Aさんは収入の少ない自分でも無理なく返済できると考えていました。しかし、月に数千円のみの返済を繰り返しているうちに、Aさんも「これはまずい」と気づきます。小額の返済だったため借金の残高がなかなか減らず、異変に気づいたときにはほぼ利息分だけを必死に支払っている状態でした。

この事例からは、計画的に返済をしないことの危険さがわかります。小額でも返済をしていればいつかは借金がなくなるように思いがちですが、利息が増え続けていたら借金は減らないも同然です。Aさんの場合も、返済が終わったのは就職してある程度の時間も経った3年後のことでした。

学生時代の借金が就職してからも尾を引くのは想定外だったといいます。

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学生ローンの利用で気をつけたいポイント

Aさんの例は計画的な返済を怠ったために起こった事件でした。学生ローンを利用する際の注意点として、利用する前には、自分の収入の見込みがどれくらいあって、いつまでに借金を完済できそうかということを必ずシミュレーションしてください。

完済のめどが立たない場合は、金融機関よりも親や友人に頼み込んでお金を借りたほうが賢明です。また、実際にお金を借りてから返済が難しくなった場合も、素直に親に事情を話し、援助を頼んだほうが自分の身のためでしょう。

借金の事実を親に知られないようにアルバイトを増やして、その結果として大学に通えなくなったり、勉強や課外活動の時間がなくなったりしたら、それこそ本末転倒です。リスクと隣り合わせの学生ローンですが、計画的に返済ができれば非常に便利な機関です。

困ったときの助け舟として、学生ローンは有効に活用しましょう。

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